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【開催報告】第4回透析患者サミット「透析と働くを知る日」~制限に埋もれていた自分の力をもう一度社会へ~

2026.05.05

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alba lab株式会社(東京都北区 代表取締役 櫻堂 渉)および医療法人社団Oasis Medical(東京都北区 COO 櫻堂 渉)は、2026年4月19日「透析と働くを知る日」サミットを開催しました。

国内には約34万人の透析患者がいるとされる一方、65歳未満男性透析患者の62.3%が「働きたいと思っているが仕事に就けていない」という状況です。開催後アンケートでは参加者の63%が就労に対する認識が変化したと回答しました。

透析と就業の問題は、治療上の課題だけにとどまらず、人生の選択肢や社会参加に関わる社会課題です。昨今、慢性的な人手不足が続く中、正社員不足を感じる企業は52.3%にのぼっています(2026年1月・帝国データバンク調査)。こうした状況を踏まえ、透析患者の就業機会の創出は、新たな労働力確保の可能性として注目されています。

今後も、透析と就業の課題を社会全体で取り組むべき課題として位置づけ、その認知拡大に向けた情報発信を継続してまいります。

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【開催背景】

① 治療と仕事の両立が難しい現実

2026年4月施行の制度改正により、企業には「治療と仕事の両立」への対応が求められています。一方で透析患者は、就業意欲があっても、透析時間が欠勤扱いとなることや、週3回・1回4時間を中心とした固定的な治療スケジュールにより、働き方の選択肢が限られています。結果として、就業継続が難しくなるケースも少なくありません。

② 医療だけではなく社会全体の課題

透析医療は1人あたり年間約500万円規模の医療費を要する一方、就業機会の喪失は、税収・社会保険料・地域の労働力にも影響します。透析と就業の問題は、患者個人の課題ではなく、社会保障と人手不足の双方に関わるテーマです。

【セルフ透析という選択肢】

本サミットでは、透析と就業の両立に向けた一つの選択肢として「セルフ透析(※)」を紹介しました。セルフ透析は、患者が医療者の見守りのもと治療に主体的に関わる仕組みです。従来のように治療に生活を合わせるのではなく、生活や仕事に応じた治療を可能にします。その結果、就業継続率の向上、労働時間の確保、医療現場の生産性向上にもつながり得る、新たな医療インフラとして注目されています。「セルフ透析」利用者の81%が就業しているデータも示されました。

当日は、セルフ透析利用者への密着動画の上映に加え、安部敏樹氏(リディラバ代表)と弊社代表・櫻堂渉による対談、質疑応答を実施しました。

(※)セルフ透析は、2024年度グッドデザイン賞及びグッドフォーカス賞〔新ビジネスデザイン〕経済産業省 大臣官房 商務サービス審議官賞を受賞しています。

【セルフ透析アンバサダー・当事者達の声が、参加者の仕事と治療の両立へ認識を変えた 】

セルフ透析の社会的普及に当事者として賛同し、自身の経験を発信する11名のセルフ透析アンバサダーも参加。2部で参加者との交流や情報共有も行い、事後アンケートでは仕事と透析の両立に対する認識が変化したとの回答が63%を占めました。 

【今後の展望】

弊社は今後、企業・医療機関・家族を含めた両立支援の仕組みづくりを進めるとともに、セルフ透析の導入拡大に取り組みます。現在、実施拠点は1施設ですが、今後1年をめどに2施設目の実装を見込んでいます。あわせて、基幹病院への勉強会、企業向け支援プログラム、自治体連携、AIを活用した患者状態管理なども進め、治療と社会参加を両立できる環境整備を目指します。

<本件に関するお問い合わせ先>

TEL 03-3823-9080

E-mail  pr@oasismedical.mygbiz.com

広報 小田 寛恵(おだ ひろえ)

■ alba lab 株式会社

〒114-0014

東京都北区田端一丁目 21番 8号 NSK ビル4F

電話番号: 03-3823-9080

URL: https://www.albalab.co.jp/

<alba lab 株式会社が経営支援する医療法人>

■ 医療法人社団 Oasis Medical

・公式ウェブサイト: https://oasismedical.or.jp/

・田端駅前クリニック: https://www.tbt-toseki.jp/

・東京新橋透析クリニック: https://www.toseki.tokyo/