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2型糖尿病腎症モデルマウスを用いた腎症疾患感受性遺伝子座の検討

青木竜弥、金子滋、谷本光生、萩原晋二、村越真紀、石川祐史、豊田一恵、合田朋仁、船曳和彦、堀越哲、富野康日己
(順天堂大学腎臓内科)

【目的】

ヒト糖尿病腎症の発症・進展には遺伝因子の関与が考えられているが、疾患として不均一であるため、責任遺伝子座の同定は困難である。今回、遺伝的に均一なKK-Ay/Taマウスを用いてQTL解析を行うことで、腎症の候補遺伝子座について検討を行った。

【方法】

(KK-Ay/Ta×BALB/cA) F2 intercrossマウスを260匹作製し、8・12・16・20週齢におけるHbA1c、尿中アルブミン/クレアチニン比(ACR)、空腹時体重を測定した。85個のマイクロサテライトマーカーを用いて遺伝子型を決定し、QTL解析を行った。

【結果】

20週齢のACRに関連した遺伝子座は染色体9番にみられ、suggestiveな連鎖が認められた。8・20週齢のHbA1cに関連した遺伝子座は染色体7番、8・12週齢の空腹時体重に関連した遺伝子座は染色体1番にみられ、ともにsignificantな連鎖を認めた。これらの遺伝子座は、これまでに報告されている責任遺伝子座とは異なっていた。

【結論】

KK-Ay/TaマウスのQTL解析において、新たな腎症疾患感受性遺伝子座が同定された。また、KK-Ay/Taマウスの2型糖尿病と腎症は異なる遺伝的素因をもっている可能性が示唆された。

論文・研究実績一覧

2014年 The 14th Asian Pacific Congress of Nephrology (APCN)
Clinical analysis of abdominal hernia in peritoneal dialysis patients
2013年 日本腹膜透析学会
腹膜透析患者の腹部ヘルニア合併と予後の検討
2010年 The 10th Asian Pacific Congress of Nephrology (APCN)
Identification of quantitative trait loci for diabetic nephropathy in KK-Ay/Ta mice
2009年 American Society of Nephrology(ASN)
Identification of quantitative trait loci for diabetic nephropathy in KK-Ay/Ta mice
2009年 第52回日本腎臓学会
2型糖尿病腎症モデルマウスを用いた腎症疾患感受性遺伝子座の検討
2008年 第20回糖尿病性腎症研究会
2型糖尿病腎症モデルマウスを用いた腎症疾患感受性遺伝子座の検討(第2報)
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