田端駅前クリニックスタッフのブログ

年末のクリニックで起きた出来事ー前編

妄想クリニック

 

年末になると、不摂生がたたり、体調を崩すのが毎年の恒例になっています。

(わかっているなら、何とかすればいいのに、毎年同じです)

健康管理をとは思いますが、

これがなかなか思うようにいかない。

透析患者さんの自己管理が難しいのがよくわかります。

正直、私が透析患者になったらきっと不良患者でしょうね。

食事制限→無理、水分制限→無理。
これ太鼓判押します。

威張ることではありません(患者さんすみません)

先日、年中行事のごとく体調を崩した時のことです。

とあるクリニックに飛び込みました。

そのクリニックはビルの3階にある内科クリニックで、駅から近

いということがわかり予約なしで。

エレベーターで雑居ビルの3階に上がると、エントランスはなく

エレベーターがあくと既に待合になっている、そんな狭小な

クリニックでした。

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院長一人(おそらく60代半ば)看護師一人(間違いなく60代)

受付2名(一人50代、もう一人30代二人とも主婦のバイトのようです)
4人体制のそのクリニックでの出来事です。

何かどんよりとした雰囲気で、やる気が感じられません。

ここからは、あくまで勝手な予測です。

なんかこんな感じです。院長は、大病院の内科部長をつとめあげ、定年後に開業し今に至る。
開業する以前は大病院の消化器部長で、勤務中に開業準備をしていたところ、

看護師「先生ご開業されるのですか?」
医師「うん、そうだけど、どこで聞いたの?」
看護師「何となく、そう感じただけです」
医師「もし、先生がご開業されるのでしたら、私ついていこうかな?♡」
「えっ、本当に。いや実は困っていたんだよ。君みたいにベテランが来てくれた
ら助かるよ。♡♡」
看護師「私もあと2年で定年ですから、次の職をどうしようかと思っていた矢先なので、まして先生となら、気心もしれていますし、是非お願いします♡♡♡」
医師「よかった、それでは来月から準備に入るので頼むよ」
とトントン拍子、めでたく交渉成立。パチパチ。
そんな経緯からに、一緒に以前の職場で仕事をしていた看護師がついていき、
看護師がいれば何とかなるから、ということで、頭数をあわせて

何とか開業したといった感じのクリニックでした。

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古い人間とお思いでしょうが?

 

やる気のない医療事務に呼ばれ、保険証を提出し、問診票に記入

し、カルテ等、一連の事務作業を終えて、何となく気怠い雰囲気

の待合に座っていた時に、年配看護師から呼ばれ「それでは採血

しますからね。処置室にどうぞ」

処置室に入り丸椅子をすすめられるまま腰を下ろすと「腕をまくってくださいね」

私「右と左とどちらがいいでしょうか?」
看護師「ああ、それは好きな方で構いません」
私「じゃあ左腕でお願いします」
看護師「ちょっとチクっとしますからね」
(年配の看護師だけど、それなりに丁寧な感じだ)

そこから看護師のトークが炸裂しました。
「私は古い人間だからねえ。」
(何も聞いていないんですけど)
「だからさ、患者さんが痛いんじゃないかと思って。
(何で”だからさ”からはじまるんだ)
私はシリンジで採血し、それを私が分注するようにしているの。

これが私が昔からやっている方法なのよ。

私は古い人間だからね。」
何か、はにかみながら、笑いながら話をしていました。
私「はあ、」

看護師は私が何も話さないのに、一人で話し始めました。
何となく、これからの事を予測すると、気が重くなったのでした。

待合を見回すと、近所の常連の年配の患者さんばかりで、ビジネスマンは私一人。

常連の患者さんで定期的に通院しているという様な人ばかりで、

妙に緊張感がないのもそのせいのようでした。

心の中で「しまった、選択を間違えたかもとの思いがよぎりまし

たが既に後の祭りでした」

つづく。